リフォーム/リノベーション
空き家リフォームのメリット!堺市・和泉市で使える補助金もご紹介
日本全国の空き家はこの30年あまりで2倍以上に増加していますが、さまざまな自治体が問題解決に取り組み始めています。昨今のニュースでも話題に上がる空き家問題も、実は上手に空き家を活用することで多くのメリットがあることをご存じでしょうか。
この記事では、社会問題になりつつある空き家をリフォームすることで、どのようなメリットがあるのかを解説します。また、堺市・和泉市で活用できる補助金の事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
空き家リフォームのメリット
空き家の状態で放置すると建物の劣化が進行するだけでなく、近隣住民とのトラブルに発展する可能性もあります。一方、リフォームで空き家を再生することで、非常に多くのメリットがあります。
そこでここからは、空き家をリフォームした場合にどのようなメリットがあるのか?具体例を紹介します。
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空き家リフォーム事例
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資産価値が向上する
空き家リフォームのメリットは、資産価値が向上するということ。通常、メンテナンスされていない状態で放置された空き家というのは、劣化も進行して資産価値がほとんど付かないことも少なくありません。
特に日本は高温多湿で木材も傷みやすい環境のため、思いのほか劣化が進んでいるといったケースも多いでしょう。一方で、リフォームによって一新された空き家というのは、資産価値が大幅に向上するメリットがあります。
再生された空き家というのは古びた状態と比較して、買い手や借り手なども見つかりやすくなるのは言うまでもありません。
新築よりもコストが安い
空き家リフォームの大きなメリットは、新築住宅を建てるよりもコストが安い点です。新築住宅に建て替える際には、既存の空き家を解体してから家を建てるため、解体費用が余分に掛かってしまいます。
一方で、リフォームなら建物を解体せず骨組みを活かして改装できるので、新しく建て替える費用よりもコストダウンできます。なるべく費用を抑えたいと考えている方にとって、空き家のリフォームは最善の選択肢と言えるでしょう。
国や自治体の支援が充実している
総務省の報道資料「平成30年住宅・土地統計調査」によると、総住宅数に占める空き家の割合は13.6%とされています。空き家率は1958年からの統計で過去最高となっており、全国的にも問題視されています。
このような背景からも、国や自治体では空き家活用をサポートするさまざまな補助制度を実施しています。補助金や助成金を上手に活用することで、リフォーム工事の費用を抑えることができます。
古材を活かせることもある
全ての住宅に当てはまるわけではありませんが、伝統構法や在来工法で建てられた古民家の空き家などでは、貴重な建材が使われているケースがあります。国産木材の太くて立派な梁や柱の古材は、リフォームをする際にも活かせる可能性があります。
古い木材というのは時間を掛けて天然乾燥するため、木材の特性を活かしながら強度が高まる特徴があります。この強度というのは経年的に増えていくほか、木材自体が温度や湿度を調湿する効果もあります。
古材というのは、新品の木材と比較しても見劣りしない強度を持ちます。また、古材ならではの風合いはインテリアとして機能する一面もあるので、活用するメリットは大いにあるでしょう。
倒壊や犯罪リスクが減る
適切な管理がされずに長年放置された空き家というのは、徐々に劣化が進行します。痛みが進行すると外壁や屋根材の落下に始まり、家屋の倒壊といった危険な状態にもなるでしょう。
また、空き家は不審者の出入りが起こる可能性もあり、地域の防犯性が低下するリスクもあります。一方で、空き家をリフォームして再生すると倒壊の危険性も解消され、防犯性も向上します。
このように家屋の倒壊や地域の犯罪リスクを低下させるためにも、空き家リフォームは非常に効果的です。
ビジネス活用もできる
近年、空き家の増加と共に注目されているのが、空き家をリフォームして、民泊施設やシェアハウス、コワーキングスペースとして利用するビジネスモデルです。通常、ビジネス利用と言えば賃地物件として活用するのが一般的ですが、現在は幅広い活用方法が存在します。
また、飲食店連動型コンセプトシェアハウスやシェアカフェなども、新しい空き家活用の方法として注目されています。
堺市・和泉市で空き家リフォームする場合に使える補助金を紹介
空き家をリフォームする際には、国や自治体で行っている補助金・助成金制度を活用するのがおすすめです。上手に補助金制度を活用し、リフォーム工事の費用を節約しましょう。
ここからは、補助金制度の一例として、大阪の堺市や和泉市に加えて、国で実施されている補助金制度をそれぞれ紹介します。
堺市で使える補助金
大阪府堺市では若年世帯や⼦育て世帯を対象に、空き家の取得に要する費用を補助する制度があります。本事業では売買契約書における土地代金及び建物代金が補助対象となっており、その補助額は対象経費の1/2または120万円のいずれか少ない額となっています。
補助金を活用する際には、世帯要件と取得する住宅要件をクリアする必要があります。詳細は堺市ホームページで確認し、問題なければ積極的に活用してみましょう。
和泉市で使える補助金
大阪府和泉市内の木材(愛称「いずもく」)を一定量以上用いて住宅をリフォームした場合に補助する制度があります。補助金額はいずもくの購入金額(税抜き)の50%以内となっており、補助上限額は最大で40万円になります。
新築とリフォームの両方で利用できるので、資材の購入費用を節約できます。和泉市内の住宅なら活用できるので、詳しくは和泉市ホームページで確認してみましょう。
国で実施している補助金
国では住宅リフォームにおける支援制度が充実しています。例えば、既存住宅の長寿命化や省エネ性能向上を目的に支援する「長期優良住宅化リフォーム推進事業」では、リフォーム工事費用の1/3まで補助されます。
参考:長期優良住宅化リフォーム推進事業
また、住宅の省エネ改修工事に対して補助される「住宅省エネ2023キャンペーン」といった制度もあります。本事業では断熱性能の高い建材を使う際に補助されるので、省エネルギー化を目的にしたリフォーム工事費用を節約できます。
空き家リフォームのポイント
空き家をリフォームする場合、いくつかのポイントに注意して実施しましょう。
・リフォームの目的の明確化
・住宅診断(ホームインスペクション)の活用
リフォーム工事で無駄なコストを出さないためにも、まずは空き家リフォームする目的を明確にしましょう。例えば、賃貸物件として改装するのか?それともシェアハウスとしてリフォームするのかによっても工事内容は変わるため、目的に応じた工事計画を立てることが重要です。
また、築年数の古い空き家というのは、表面的な見た目では劣化状況を判断しにくいケースがあります。
そこで活用したいのが住宅診断(ホームインスペクション)です。住宅診断を活用することで、住宅に精通した専門家(建築士や住宅診断士)から、劣化状況や改修工事、大体の費用感などのアドバイスを受けることができます。
空き家の劣化状況を正しく判断するためにも、積極的に住宅診断は活用していきましょう。
ノアテックでは、入念な現地調査の基、ご要望の応じた最適なプランおよび御見積書を提出させて頂きます。商品をきめ細かく仕様確認できる提案書も作成しておりますので、堺市、和泉市周辺で空き家リフォームをご検討中の方は、お気軽にノアテックへご相談ください。