リフォーム/リノベーション
平屋をリフォーム・リノベーションでより快適にするポイントと費用相場
生活動線がシンプルで住みやすい平屋。階段がなくワンフロアで完結する、昔の日本家屋における主流の間取りです。昨今はそんな平屋に機能性やデザイン性を向上させるリフォームが人気を博しており、現在検討しているという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、平屋をリフォーム・リノベーションでより快適にするポイントを徹底解説します。また、リフォーム事例を基にした費用相場や、工事を実施する際の注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
平屋のリフォーム・リノベーションでより快適にするポイント
平屋をリフォームする際には、いくつかのポイントに留意することでより快適に仕上げることができます。満足度の高い平屋にするためにも、事前にチェックしてから計画に移りましょう。
ここでは平屋をリフォームする際、具体的にどのようなポイントに留意するべきなのか?を紹介します。
なお、提案型リフォームのノアテックでは、お客様のご要望を再現する設計力で最適なプランをご提案致します。
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地域密着で素早い対応を心がけていますので、平屋リフォームをご検討中の方はお気軽にご相談ください。
和モダンを取り入れる
古い日本家屋では主流だった平屋住宅というのは、和モダンなデザインとの相性が非常に良いです。そのため、外観や内装に和モダンな雰囲気を取り入れることで、デザイン性に富んだ平屋にすることができます。
例えば、家の雰囲気を決める外観では、木目と黒を組み合わせることで和モダンなデザインにできます。また、内装では珪藻土や和紙、無垢のフローリングといった自然素材を取り入れることで、健康にも優しい和モダンな内装に仕上げることが可能です。
おしゃれな玄関ドアを選ぶ
平屋は2階建て住宅のように高さがないため、建物全体における玄関ドアの印象度が大きい傾向にあります。特に玄関ドアは建物の顔とも言えるパーツなので、おしゃれな建材を選ぶと印象が大きく変わります。
例えば、和モダンテイストで濃い外壁材を使用した場合、明るい木目のドアを採用するとモノトーンで印象的な表情にすることもできます。このように、外壁との調和性も考えて玄関ドアを選ぶことで、より鮮麗された印象の平屋にできるメリットがあります。
開放感のある窓に変更する
快適な住空間を演出するためには、採光性にもこだわるのがポイントです。例えば、開放的な大きな窓を採用することで、大きな窓から日差しを取り入れて心地よい室内環境にすることができます。
一方で、注意しておきたいのは、窓が大きくなるのに比例して断熱性や防犯性が低下する点です。この問題を解消するためには、断熱効果の高い窓ガラスや樹脂製サッシを採用するなど、若干の工夫が必要になります。
ロフトを取り入れて住空間を広げる
2階建て住宅よりも床面積が確保しにくい平屋では、ロフトを取り入れることで住空間を広げることができます。例えば、デッドスペースになりがちな屋根裏をロフトにすると、空間に広がりが生まれて開放感が増します。
ロフトは延べ床面積に算入されないので、固定資産税を抑えつつ収納スペースを確保できるメリットもあります。また、窓を設置することで採光性や換気対策にもなるため、より快適な住空間にすることができます。
庭にウッドデッキを作る
ベランダがない平屋の場合、ウッドデッキを採用することで美感性や実用性が向上します。ウッドデッキを作ることで、家の中からでも外にいるような感覚で景色を楽しむことができます。
洗濯物を干すスペースとしても活用できるので、実用性がより向上するでしょう。また、外からの視線が気になる場合、目隠しのフェンスを取り付けることで目線を遮ることも可能です。
減築・増築も視野に入れてみる
平屋の床面積が確保できない場合、敷地スペースに余裕があるなら増築を視野に入れてみるのも効果的です。増築をすることで床面積が増えるので、ニーズに合った間取り構成にすることができます。
反対に、間取りの広さよりも駐車スペースの確保や、ガーデニングスペースを拡張したい場合は減築という選択肢もあります。特に築年数の古い平屋は部屋数が多く確保されている傾向にあるので、必要に応じて減築という検討もしてみましょう。
平屋のリフォーム・リノベーションにかかる費用相場
平屋のリフォーム費用は工事内容で大きく変動するため、予算を把握するのが難しいと感じる方も少なくありません。そこでおすすめなのが、リフォーム事例を参考に費用相場を把握する方法です。
ここでは実際に平屋をリフォームした事例を基にした費用相場を紹介しますので、工事計画の参考にしてみましょう。
2階を減築して平屋にリフォームした事例【1,200万円】
昨今は家族構成の変化や建物の老朽化に伴い、2階部分を減築して平屋にするリフォームが注目されています。階段スペースがなくなるので、1階部分の間取りに自由度が増すほか、1階への負荷がなくなり構造的にも安心というメリットがあります。
ここでは、家族構成が変わったため、2階部分を減築して平屋へリフォームした事例の費用相場を紹介します。
・形態:一戸建て
・内容:全面改装・2階減築リフォーム
・費用:約1,200万円
平屋の古民家をリノベーションした事例【3,000万円】
近年注目されているリノベーションといえば、日本の伝統家屋である古民家のリノベーションです。築100年を超える物件も多く、現代では珍しい太くて立派な梁や柱を利用して重厚感のあるデザインにすることができます。
ここでは、平屋の古民家を耐震補強してリノベーションした事例の費用相場を紹介します。
・形態:一戸建て
・内容:全面改装・リノベーション
・費用:約3,000万円
和モダン快適空間にリノベーションした事例【1,000万円】
人気の高いリノベーションは、日本独自の伝統的なスタイルと近代建築のスタイリッシュさが融合する和モダンな平屋です。特に若い世代に人気を博しており、住み心地に加えてさまざまなデザインを採用できる特徴があります。
ここでは、中古物件の平屋に自然素材を多く活用し、和モダンテイストな雰囲気でリノベーションした事例の費用相場を紹介します。
・形態:一戸建て
・内容:全面改装・リノベーション
・費用:約1,000万円
平屋をリフォーム・リノベーションする際の注意点
メリットが目立つ平屋のリフォームですが、工事を実施する際には以下の2点に注意しましょう。
・耐震性
・地盤
新築で平屋を建てる場合は問題ありませんが、リフォームは既存の躯体部分を再利用するので耐震性に注意しましょう。特に築年数が古く旧耐震基準で建てられている平屋は、現在の耐震基準でないため耐震補強が必要になります。
また、地盤についても確認することをおすすめします。というのも、中古物件の平屋は2階建てのような重量を想定していないため、地盤が弱いケースがあります。例えば、将来的に生活環境の変化で2階を増築したいという可能性がある方は、地盤改良工事や基礎工事なども相談しましょう。
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