リフォーム/リノベーション
ガレージ・カーポートの設置リフォームの費用相場と施工事例を紹介
大切な愛車を紫外線や雨から守ることができるガレージ。雨の日でも濡れずに乗り降りができるので、駐車スペースを作る際に人気の高いリフォームです。一方で、比較的大掛かりな工事でもあるため、どれくらいの費用がかかるのか気になっているという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ガレージやカーポートリフォームの費用相場について解説します。また、実際の施工事例やリフォームをする際に注意すべきポイントについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ガレージ・カーポートリフォームの種類と費用相場
快適な駐車スペースを実現させるためには、ガレージやカーポートの設置がおすすめです。しかし、それぞれの工事種別によって費用相場も変動するため、どのような工事があり、どの程度の費用が必要なのかを事前に確認しましょう。
そこでここからは、ガレージ・カーポートリフォームの種類と費用相場について解説します。
カーポート
駐車場のリフォームで人気の高いカーポートとは、屋根と柱のみで構成されている比較的簡単な作りをしている車庫になります。紫外線をカットできる屋根があるので、雨はもちろんのこと、強い直射日光から車を守ることができます。
また、寒い地域では車に霜が降りてしまうことも防げるので、暖気する手間を軽減できるメリットがあります。一方、周囲に壁が設置されていないため、横なぶりの雨を防ぐことはできません。
ただし、駐車場リフォームの中でも設置費用を抑えることができる工事なので、費用を抑えたい方に適している工事といえるでしょう。
カーポートの費用相場:12万円〜200万円
独立型ガレージ
比較的簡易的な作りをしているカーポートに対し、独立型ガレージとは母屋とは別に設置されている、外壁や屋根に囲まれている車庫になります。建物の敷地内に独立して作るガレージのため、独立型ガレージと呼ばれています。
独立型ガレージは既製品で作るタイプもあれば、一般的な住宅のように設計から建築するタイプまで幅広く存在します。カーポートとは違って外壁に囲まれた車庫なので、雨風をしのげるだけでなく、防犯性も向上するメリットがあります。
ただし、独立型ガレージの場合、不動産登記法における建物の条件を満たすため、基本的に固定資産税がかかります。
独立型ガレージの費用相場:100万円〜550万円
ビルトインガレージ
敷地内に別の建物として作る独立型ガレージに対し、ビルトインガレージとは既存の住宅の1階部分に駐車スペースを設けた車庫です。建物内にガレージが組み込まれることからも、インナーガレージと呼ばれることもあります。
独立型ガレージと同様に周囲が壁で囲まれているため、雨風や紫外線から愛車を守ることができます。また、建物の内部に組み込まれているガレージなので、天候が悪い日でも濡れないまま家の中に入ることができます。
ビルドインガレージは固定資産税を納める必要がありますが、延べ床面積の5分の1の広さなら固定資産税が緩和される可能性もあります。一方、住宅の1階部分に造り込むため、工事費用が高額になってしまう傾向にあります。
駐車スペースを広く取れば取る分、構造上の問題をクリアする必要も出てくるので、費用がかさんでしまう可能性があります。
ビルトインガレージの費用相場:250万円〜800万円
掘り込み式駐車場
掘り込み式駐車場とは、住宅が道路よりも高い位置に建てられている場合、道路と建物の高低差を利用して作る車庫のことです。基本的に、傾斜地で建てられている住宅などに多く見られるタイプの車庫になります。
掘り込み式駐車場の大きなメリットは、高低差を利用することで敷地面積を有効活用できる点にあります。また、周囲をコンクリートやブロックで覆うため、耐久性や耐火性にも優れている特徴があります。
一方、斜面の地中部分に作るので、雨漏りが起こりやすく湿気も溜まりやすいデメリットがあります。また、地中部分に作るガレージのため、土留め壁を作る必要もあり、工事費用が高額な傾向にあります。
掘り込み式駐車場の費用相場:200万円〜800万円
ガレージ・カーポートリフォームの施工事例
ガレージ・カーポートリフォームは、施工する条件や環境によっても仕上がりが異なります。そのため、事前に施工事例などを参考にしつつ、完成のイメージを固めておくことが重要です。
そこでここからは、ガレージ・カーポートリフォームの施工事例を一部紹介しますので、工事前の参考にしてみてください。
一般的なリフォーム会社の場合、施工管理を下請けに依頼するため工事品質が低下する傾向にあります。また、責任の所在も不透明になりがちなほか、意思疎通が図れないデメリットがあります。
ノアテックリフォームでは、このような問題を出さないために一気通貫体制を取っており、お客様との思いを徹底して共有しています。工事後も満足頂けるような質の高いリフォームを致しますので、お気軽にご相談ください。
2台駐車可能なカーポート
お庭など建物内の敷地に余裕がある場合、駐車スペースを拡張することができます。特に築年数が古い住宅に作られている駐車スペースは手狭に感じてしまうことも多いので、敷地に余裕があるなら拡張するのがおすすめです。
ここでは、既存の駐車場は1台分確保されていたものの使い勝手が悪かったため、中庭のスペースを利用して2台駐車可能なカーポートを設置して事例を紹介します。
- 形態:戸建住宅
- 内容:全外構工事一式(カーポート・アプローチなど)
- 費用:約270万円
和モダンな駐車場へリフォーム
日々利用する駐車スペースは、経年的な汚れの蓄積やコンクリートの亀裂なども発生するため、適切な時期にメンテナンスをすることが非常に重要です。なお、見た目も美しくキレイなガレージに仕上げる際には、床のコンクリート仕上げをタイルに変更すると意匠性が向上するのでおすすめです。
ここでは、建物の外観イメージに合わせて和モダンな駐車スペースに仕上げた事例を紹介します。
- 形態:戸建住宅
- 内容:外廻りのリフォーム・スロープ・駐車場など
- 費用:約129万円
ガレージ・カーポートリフォームのポイント
ガレージ・カーポートリフォームを実施する際には、以下のようなポイントに注意しましょう。
- 建築確認申請
- 固定資産税
まず、最初に確認しなければならないポイントは、建築確認申請です。ガレージは建築基準法における建物に該当するため、基本的に確認申請が必要になります。確認申請をせず設置した場合、違法建築として見なされ罰則を受けてしまう可能性もあるので注意しましょう。
また、カーポートは非課税ですが、「建物」に該当するガレージを設置した場合、基本的に固定資産税がかかります。減築してガレージを設置するような事例では納税する額が減る可能性もありますが、新たに設置するようなケースでは納税額が増える可能性が高いので事前にチェックしておきましょう。
提案型リフォーム専門店のノアテックは、長年培った建築のプロとして最適なリフォームを提案しております。3000件を超える施工実績があり、信頼と実績に基づいた確かな技術でガレージ・カーポートリフォームを実施致します。お見積もりの段階で視覚的に完成後のイメージを確認できる3D画像提案も行っておりますので、お気軽にノアテックまでご相談ください。